チェーンソーのキックバックとは?
樹木作業員に起こりうる最も危険なことの一つが、チェーンソーのキックバックです。一瞬の不注意で、チェーンソーが使用者の制御を離れて跳ね上がり、非常に危険な方向へ向かうことがあります。

チェーンソーのキックバックを防ぐには、まずそれが正確にどのような現象なのかを理解する必要があります。
チェーンソーのキックバックは、チェーンが簡単には切れないものに引っかかり、突然停止したときに起こります。チェーンが停止すると、チェーンソーの運動量が別の方向へ逃げ、その結果キックバックが発生します。
チェーンソーを切り込む角度によって、キックバックはいくつかの方向に起こります。覚えておくとよい基本原則は、キックバックはチェーンの動く方向とは反対に起こるということです。
チェーンの上側で、チェーンが前方へ動いている部分が止まると、チェーンソーは後方へ動きます。下側で止まった場合も、後方へ動きます。危険なのは、チェーンソーが前方かつ下方へ動いているときです。この場合、キックバックによってチェーンソーが上方へ跳ね上がり、使用者の方向へ向かうことがあります。

では、キックバックを防ぐにはどうすればよいのでしょうか?
多くの場合と同じように、安全への配慮と注意深さが危険を減らす最善の方法です。リスクを最小限に抑えるための方法をいくつか紹介します。
- 万一に備え、適切な安全装備をすべて着用してください。
- チェーンソーが丸太に入る角度に注意してください。前方かつ下方へ切り進む場合は、特に注意が必要です。
- 周囲にあるほかの丸太を取り除いてください。キックバックの一般的な原因の一つは、チェーンが別の枝に極端に不適切な角度で当たることです。
- チェーンソーを適切に整備し、刃をよく研いでください。これにより、チェーンが詰まるのを防ぎやすくなります。
- 親指をハンドルの下に添え、腕を伸ばした状態で、チェーンソーを正しく保持してください。